30年前のお話です
生活保護なのに朝から酒&博打という、近所でも評判の滅茶苦茶男が飼っていた犬タロー🐕
タローが海に沈められた後、次に新しくやって来たのがジロー🐕
そんな滅茶苦茶男の家には、15歳になる人間の息子がいた
僕より学年が5つ上で、かなりのイケメンだった
【諸星和巳と氷室京介】を足して3で割ったような顔で、推定身長175㎝、体重63kg
しかも滅茶苦茶な両親からは想像できない、よく外で遊んでくれる心の優しい兄ちゃんだった
スポーツも抜群だった
が、すこぶる頭が悪かった😨
地元で一番ヤンキーが集結する、毎年定員割れの、名前さえ書ければ受かる!という高校に不合格となり、近所を驚かせた
が本人は至って明るく、元気に中学を卒業した
卒業後は趣味の釣りに励み、毎日朝からニコニコ出かけて行った
15歳なのに普通にアコードを運転していた
両親はイケメンの息子が自慢で自慢で、兎に角小さい頃から甘やかしまくって育てた
結果
イケメン馬鹿光GENJI京介は、じゃんじゃん親の名前で借金を重ねるようになった
頻繁に借金取りがやって来ては、母親が息子をかばい、かくまう
この家庭の家族関係(戸籍・婚姻関係)は謎のままだが
父親は生活保護を諦め、バキュームカーの仕事をし始めた
その給料を、見たこともないスピードで使い込むイケメン馬鹿光GENJI京介
逆に借金は増えた
カード支払も無い時代なのに借金は増えた
そんな若人に貸す日本という国もどうかと思うが
遂には滅茶苦茶な両親でさえ、近所に相談をする始末だった
そして両親は一つの答えを出した
遠洋漁業のマグロ船に乗せることにした
享年16歳、彼の人生は終わった
親方連中は超怖く、想像通りに船の中では、ぼっこぼこのギッタギタにされたと聞く
その過酷さは、毎回おつとめを終え船を降りた途端、姿をくらまし逃亡してしまうのだから本当なのだろう
しかし遠洋とは不思議なシステムで、長い契約期間があるのか?全く足を洗うことができなかった
そして次の船が出る時期になると、必ず
「あいつどこじゃー!」と蝶野みたいな親方がやってきた
遠くに逃げればいいのに、何故かいつも家にいるところを連行されていた
「おい地獄さ行くんだで💥」
📖蟹工船の始まりのセリフは強ち間違いではない、本当に地獄は存在するのだろう
そんな折、突然ジロー🐕が脱走した
なんと木の根っこに鎖で繋がれていたにも関わらず、地中に穴を掘って鎖を外したのである
「タロー」とは違い、「利口なジロー」は帰って来なかった
その後しばらくして、イケメン馬鹿光GENJI京介が遠洋から帰って来た
🤑莫大な金を手にして帰ってきた
滅茶苦茶な両親は泣いて喜んだ
遠洋は桁違いの給料だった
しかしそれも最初だけだった
遠洋でのおつとめを繰り返すうち、なぜかまた、借金が増えていった
そう、陸に上がった瞬間、毎回イケメン馬鹿光GENJI京介は全部豪快に💰散財してしまう
ぼろぼろの掘っ立て小屋に似つかわしくない、ド派手な女もよく出入りした
パチンコ、風俗、バクチ、変な勧誘、テレクラ、シャコタン、何でも手を出した
そして次に手を出したのが犬だった
どうしても犬を飼っていないと、気が済まない家庭なのだろう
「ジロー」の次にやって来たのは、なんと初登場!
洋風の犬だった
その可愛がりは半端なく、室内で飼う為に声を出せないようにする手術まで施した
当時の田舎では、室内犬なぞ、かなり珍しかった時代である
イケメン馬鹿光GENJI京介はその犬に名前をつけて可愛がった
溺愛した
その名は
、、
「いぬ」
◼️本日のランニング
日時 2021/01/07(木) 6時
距離 7㎞+1km
記録 0:36:57
天気 晴
体重52.7、体脂肪率13.2、内臓脂肪Lv2
骨格筋率41.3、基礎代謝1385、BMI17.9
◼️ランニング所感
「いぬ」元気だろうか?
そんなイケメン馬鹿光GENJI京介も、生きていれば現在46歳である
たぶんマラソンはしていないと思う
◼️筋トレ(体幹+腸腰筋)
さぼる
◼️本日の頂き物
◼️本日の夕飯
七草粥定食
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